バイドシステムα「敵襲! 正体不明の生物が高速接近中!」
先行していたバイド戦闘機から知らせを受ける。恐らく「緑色に光った何か」の正体であろう。魔力レーダーでも異常な値を示している。
ほどなくして謎の生物が姿を現す。緑色に光る蛇のような怪物であり、バイド艦隊を見つけると食らいつくようにして突っ込む。
ゲインズ「ぐっ。回避、間に合えっ……!」
緑色の人型兵器を狙った蛇だったが間一髪で回避する。その後大きくターンすると、今度はアールバイパーに狙いを定めたようだ。持ち前の機動力で余裕を持って回避するが、こいつはいったい何者なのか……?
提督「『
インスルー
』か? しかしどうにも形状が違うような……」
敵の正体は分からぬが、こんな奴を野放しには出来ない。俺は蛇の頭部に執拗にレーザーを当てることでどうにかこれを撃退。その長い体を爆発させた。
バイドシステムα「どうにか撃退したね。でもバイド粒子は全然減らない。あいつ、本当にバイドだったのかなぁ?」
白蓮「いいえ、今のはバイドではないようです」
コクピットの後ろからの声が前を見るようにと促す。薄暗がりの中、おそらく緑色の怪物をけしかけたであろう妖怪が不満げな表情で立ち塞がっていた。
白蓮「嫉妬妖怪『水橋パルスィ』ですっ。こちらの嫉妬心を煽る能力も持っており、長期戦は不利になります」
感染症に嫉妬心……。確かに忌み嫌われそうな妖怪が地下にはわんさかいるようである。
→
名前:聖白蓮
身体強化率326%
お姉ちゃん!
お気に入り登録
/
登録済み一覧
セーブデータ
新規登録・ログイン・マイページはこちら