貴方「そんな心配な顔見せないでよ。俺を信じて」
遂にサンダーソードの間合いに入った。無言で俺はオプションを3つ呼び出す。ネメシス達の表情もどこか晴れない。
ネメシス「マスター……」
コンパク「……」
こいつらも心配なんだな。でも大丈夫だ。全て終わったらいっぱい頭をナデナデしてやるからな。
貴方「いくぞっ……」
まずは物言わぬオプションから一気に魔力を移動させる。いつもはゆっくりと訪れる違和感がズンと一気に襲ってくる。魔力の切れたオプションを回収すると次にネメシスの分。バチバチとコクピットでスパークしている。俺も血管が沸騰したかのような疼きを感じ、歯を食いしばる。
白蓮「ああっ、今すぐやめるのです! このままでは……」
神奈子「そんなこと言っても無駄なのは分かっているんじゃないかい。あの子なら止めてもやるってこと、本当に住職サマによく似ている」
ああ、ここで引き下がれるかっ! 来いっ、コンパクっ! 両腕に魔人経巻の文様が浮かび上がる。外から締め付けられるような、内から破裂するような強烈な痛み。よし、魔力は十二分に溜まった。今こそ渾身の一撃を……放つ。重銀符、いや、もはやこれは禁術の領域だろう。
貴方「禁術『オーバーレイド・オーバーウェポン』っ!!」
→
名前:聖白蓮
身体強化率326%
お姉ちゃん!
お気に入り登録
/
登録済み一覧
セーブデータ
新規登録・ログイン・マイページはこちら