ならばどうするべきか? 庇うんだ、ジェイド・ロス提督をフォースの魔の手から。
貴方「提督のフラガラッハ砲しかない。みんな、提督をフォースから守るんだ」
どこまでできるか、とにかく集中して守るべきはその波動砲を放つ砲門と、コンバイラの脆弱部である「腰」のような部位だろう。ここはフォースシュートの影響をモロに受けてしまう場所だ。
俺はリフレックススリングを用いてフォースを掴んでは投げ返す。その下では早苗さんがショットの連射で迫るフォースを何とか押し返そうと試みていたが、押されている。
神奈子「早苗、協力するよっ!」
白蓮「私も……何か出来ることが!」
一丸となり、大いなる脅威に立ち向かう決意を固めた年長者二人。神奈子は流星の如く御柱を飛ばし、フォースを吹き飛ばす。白蓮さんはアールバイパーの機体にしがみつき、直接魔力を送り込む。
貴方「なるほど、オーバーウェポンか。いくぜっ、禁術『アンカーフォース』!」
特にフォースの集中する場所めがけ、俺は逆回転リフレックスリングを飛ばした。フォースもバイド体。こうすれば迫るフォースをこちらに集中させることが出来る。
この俺達の必死の抵抗もむなしく、それでもフォースはばら撒かれ続ける。それらがコンバイラにも何度か命中していた。致命的な被弾こそないものの、そのたびに苦しげな声をあげるのが辛かった。
提督「だ、大丈夫だ。もう少しでチャージが完了する。あと少しだけ、私に力を貸してくれ……」
俺は集めたフォースをまとめながら前方に躍り出るとジャイアントスイングの要領で振り回していく。周囲のフォースがトリモチのようにくっついていく。その死角から迫ってきたフォースは神奈子さんが吹き飛ばした。
貴方「数が増えてきたな。さすがにヤバいか」
提督「いや、よくやってくれた。フラガラッハ砲、チャージが完了した。みんな、射線上から離れるんだ」
俺は掴んでいたフォースを全部あの憎きバイド野郎に投げつけると高速で離れていった。他の少女達も既に避難を済ませていた。
提督「よし、フラガラッハ砲……発射!」
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名前:聖白蓮
身体強化率326%
お姉ちゃん!
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