(その頃バラカス達は……)

罪袋B「ひぃっ、化け猫がっ! 化け猫が迫ってくるぞォー!」

さとりが言うようにバラカスの根城に潜んでいたお燐は秘密兵器「トンガラシ爆弾」を破壊するべく罪袋達に襲い掛かる。当然罪袋達では対処できない。猫の姿、妖怪の姿を使いこなし、神出鬼没の地霊殿からの刺客に翻弄されっぱなしであった。

バラカス「まとまっていては危険だ。散るぞ!」
罪袋A「バラカス神様。我々では歯が立たないのです。どうしましょう?」

右肩に秘密兵器を、左肩に秘密兵器の材料を手に震えあがる罪袋を連れてバラカスは回廊を疾走する。

バラカス「俺もあいつには勝てないだろう。だからそもそも戦わん! 相手はネコミミの女の子だぞ。丁重におもてなししよう。俺の部屋に誘い込むんだ」
罪袋A「そんなっ、それでは我々もバラカス神様もあの化け猫の奴隷に……」

タッタッタッとその回廊でバラカスを追いかけるはお燐。的確にリーダーを叩こうとしたのだろう。その距離をどんどんと詰めていく。

バラカス「ふむ、奴隷はゴメンだな。だが俺には策がある。その作戦には君の力が必要だ。やってくれるね?」
罪袋A「バラカス神様ぁ……、一生ついていきますっ!」

そして根城の最奥。バラカスの部屋までたどり着く。

バラカス「ドア閉めるのは後でいいからさぁ。それよりも俺、走りすぎて先っぽが乾いちゃったよ(チラ)」
罪袋A「(なるほど、この部屋に誘い込んだのは……)そぉい!」

薔薇の花を股間に携えた変態紳士はイチモツのバイドから大きく跳躍。天井からぶら下がっていたロープに手を伸ばし、自らの体重をかけて思い切り引っ張った。

直後、ドドドドと水が流れ込んでくる。

お燐「っ!?」

激しい水流に晒されたお燐はそのまま根城の外まで流されていった。流され際にバラカスがそのイチモツを見せつけて凄みをかけている。

バラカス「へへん、大成功♪ まんまと罠に引っかかったな。おたくとはココが違うのよ、ココがさ!」

水も引いたころ、卵の入ったバスケットを抱える罪袋と合流した。

罪袋C「バラカス神様、トンガラシ爆弾、完成しました!」

散り散りになって逃げ惑った罪袋達だが、秘密兵器を守らんと奮起したのだろう。

バラカス「よォし、先に地霊殿に向かった○○達を援護するぞぉー! 我がソウルフレンド達よ、この光の下に集えェい!」

雄々しく黒光りするバラカスのイチモツ。雄たけびを上げながら隠れていた罪袋達がバラカスに乗っかる。

罪袋どもはバラカスを称える歌を口々に歌い始めて非常に喧しく、地霊殿へと向かっていった。

バラカス「あー、テンション上がるのはいいけど、地霊殿近くなったら静かにしような?」




名前:聖白蓮
身体強化率326%

お姉ちゃん!

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