(そして風呂場まで連れてこられた白蓮は……)
いきなりのことで困惑していた白蓮であったが、とうとう脱衣所まで連れてこられてしまった。ここまで来たのだし折角だからと彼女はゆっくりと服を脱ぎ始める。
白蓮「確かに地底に来てからゆっくりと息をつくこともありませんでした。私も疲れているのかもしれませんね……」
(同じころ、案内を終えたバラカス達は……)
バラカス「よし、服のすれる音を確認。俺の勘だと今は生まれたままの姿っ!」
罪袋ども「うっひょー。バラカス神様、今すぐにでもあのたわわな胸に飛び込みたいですっ!」
バラカス達の去り際にジェイド・ロス提督が抱いた嫌な予感は(ある意味)的中、こいつらはこんなことを企んでいたのだ。
バラカス「だが慌てるなよ? 下手に仕掛けて見つかったらおしまいだ。ここは地の利を活用すべし。水中からゆっくりと近づいてだな……」
(そんな企みなど露知らず、湯船を前に白蓮は……)
岩場を掘って作ったであろう風呂場は天井が突き抜けておりいわゆる露天風呂という形式であった。風は止んでおり、時折流れ落ちる温泉の他に波を立たせるものもない。
白蓮さんはつま先をゆっくりと湯気立つ水面に近づけ、ピトと一つの波紋を広げる。続いて膝、太もも、腰、そのたわわな二つの果実と続いていき、最後には肩が湯に浸かった。そのたびに水面が揺れ、まっさらな水面のキャンパスに円状の波紋を広げていく。
白蓮「はふー……」
その「果実」は完全に水に沈まないのか、若干浮かんでいるようにも見える。しかし風呂を借りているのは白蓮一人だ。ゆっくりと息を吐くと湯船の中で大きく伸びをした。
そんな彼女を狙う怪物が水中で息を潜めているとも知らず……。
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名前:聖白蓮
身体強化率326%
お姉ちゃん!
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