そのおぞましい轟音は地底中に響き渡ったのかもしれない。

「南無三っ!」という恐らく白蓮さんの声と共に響き渡った轟音は怨念とも断末魔とも妖獣の咆哮とも取れる恐ろしげなものであった。

提督「ああやっぱり……。あいつらもバイドってことか……」
貴方「罪袋は違うと思うけどな」

程なくして妙にホコホコと湯気立つ白蓮さんと原始バイドどもが戻ってきた。バイドと罪袋達はよほど激しく南無三されたのか、ボロボロになりながらもペコペコと今も詫びを入れていた。

罪袋A「ほんの気の迷いだったのだよ。ご婦人があまりにも美しくてつい魔が差して……」
罪袋B「えぐっ、えぐっ……」
バラカス「ほら、こいつらもこれだけ反省しているし、もうこんな馬鹿げたことやらないから、どうか許しておくれよ。こいつなんか泣いちゃってるんだよ」

そんな変態どもから顔をそむけるようにして頬を膨らましているのは白蓮であった。

白蓮「まったくよりにもよって湯船の底からニョッキリ出てくるだなんて……卑猥にも程というものが……」
バラカス「あ、お風呂空いたから○○も入っておいでよ」
白蓮「話を逸らそうとするんじゃありませんっ!」
バラカス「ひーん><」

なんか修羅場っぽいし、俺もここを離れるか。

貴方「提督、背中でも流すかい?」
提督「いや、君と一緒だと万が一バイド汚染とかしたら怖いからやめておく。君もゆっくりと汗を流すといい。さて、私は岩盤浴でも楽しむかな」




名前:聖白蓮
身体強化率326%

お姉ちゃん!

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