このような灼熱地獄で水。まさに地獄で仏と言わんばかりだ。

提督「私の体の中、かつての執務室の机の下だ。そこの小型冷蔵庫に『地球の水』を保管している。バイド汚染の心配はない、汚染しないように厳重に管理してある。綺麗な水だ、私が保証しよう。アルファ、案内してあげなさい」

バイド戦闘機は白蓮をハッチの目の前まで誘導した。程なくして提督はその入り口であるハッチを開いたが、白蓮は歩みを進めない。

白蓮「でもいいのですか? 噂では綺麗な水はバイドにとっての究極のお宝だとお聞きしましたが?」
提督「今の私にはもう必要のないものだよ。○○もひじりんもこんな私を優しく迎え入れてくれたのだから。今までの恩返しだと思ってくれ。水なら地上に戻ればまた飲み放題だしな。さあ、この激しい戦いを生き残った皆で地上に帰る為にも……」

コクリと頷く白蓮はバイドシステムαに連れられて奥へと入っていく……。

薄暗い艦内ではあったが、難なく執務室まで到達。白蓮はそれらしき小型タンクを発見し、持ち帰る。

提督「ゲインズが見出し、そして私が紡いだ活路への希望。この水で○○を癒すのだ!」

タンクの水がすくわれ、貴方の口元に垂らされる。その唇がわずかに動いた気がした。

白蓮「○○さんっ……!」




名前:聖白蓮
身体強化率326%

お姉ちゃん!

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