あれから数日が過ぎた。

俺は相変わらず外の世界にいる。そしてパソコンのモニタとにらめっこしつつキーボードを叩く。俺は本格的に「魔法」の勉強をすることにした。とはいってもアリスやパチュリーが使うような魔法ではない。今俺が打ち込んでいるのは外の世界における魔法、そうプログラムだ。

いままではシューティングゲームを遊ぶ側だったが、今度は俺が新しいシューティングゲームを作ろうと画策したのだ。早ければ夏の祭典でお披露目できる。

もしもあの赤いクリスタルが生きているのなら、幻想入りなんてさせる隙もないほどにSTG界隈を盛り上げていけばいい。それに幻想郷での弾幕ごっこはやはりSTGを彷彿させる。こうやって身近に触れていると何故だかあの懐かしい世界を肌で感じることが出来てしまうのだ。

根拠はもちろんないけれど、これこそが今の俺に出来る幻想郷に近づく最短の道のような気がしていた。今も慣れない「呪文」に手こずりながらも完成度を高めていく。

貴方「よし、一旦テストプレイに付き合ってもらおう!」

やることは違えど幻想郷でもこっちの世界でも目標の為にひた進む。そこは変わることはなかったのだ。それを駆り立てるのは見えないけれど絆の力……。



名前:聖白蓮
身体強化率326%

お姉ちゃん!

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