今となっては幻想郷の脅威になってしまった。

白蓮「できれば機体だけを破壊したいところですが……」

それでも白蓮には心の奥底で○○の気持ちが理解できてしまっていた。自らもかつては死ぬことを恐れ、魔法という禁忌に触れ人間であることを辞めてしまった身ではないか。

これは試練だ。あれだけ強がっていた○○だって、本当は死ぬことが怖かった筈だ。そこに早く気づいてやれなかった私に課せられたあまりにも過酷な……。

白蓮「せめて、せめて苦しまないように全力で破壊します!」
○○「俺ハ、生キル。生キ続ける! 故ニ幻想郷ヲ、書キ換エル。我ラノ理想郷ニ!」

そう、あまりに遅すぎたのだ。恐らくは精神も赤いクリスタルに取り込まれてしまったのだろう。

それでも振り切らなくてはならない。私は拳を振り上げ、かつての友に向かっていった。





銀翼と妖怪寺EVO
~Eastern Valiant Order~
TOO LATE

From「FANTASY ZONE II」


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あとがき

名前:聖白蓮
身体強化率326%

お姉ちゃん!

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