ドレミー「ふむふむなるほど。妙な悪夢と生身で戦えるようになってしまった体ですか……」

獏の妖怪であるドレミーの元を訪ねると、早速ベッドに横になるようにと言われる。何かしらの仕掛けがあるらしく、布団をかけたとたんに眠気が襲ってきて俺は眠りに落ちてしまう。

恐らくはここで夢を見てもらってドレミーがそこに侵入、そして調査をしてくれるのだろう。

早速あの赤いクリスタルの声が響いてきた。しかも今回は囁いてくるだけではない。群がってこちらに迫ってくるのだ。

貴方「来るな……来るな……来るなぁっ!」

恐怖を感じて俺は右手を突き出しフォトントーピードを発射する。だが、次に聞こえた声は赤いクリスタルのものではなかった。

ドレミー「お、落ち着いてください○○さん! 私です、私ですってば!」

彼女に抑えつけられて落ち着きを取り戻すと、そのまま夢の世界から離脱。つまり目を覚ましていた。

ドレミー「今ので大体わかりました。○○さんは赤いクリスタルと精神的に一体化してしまったようですね。そして貴方の肉体を奪おうとしています」

夢の中の誘惑は全て俺の肉体を乗っ取るためのもの。ゆえに銀翼と同じ力が俺自身の体に宿っているというわけだ。日に日にそれは強くなっており、俺の精神が折れた時こそが赤いクリスタルが復活する時なのだという。



名前:聖白蓮
身体強化率326%

お姉ちゃん!

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