たった一人で、そして一日で鉄クズとなった銀の翼を蘇らせた河童。自分は真っすぐに彼女を見つめる。

河童の少女「ま、まあ君がどうしてもって言うなら協力しないでもない。谷河童のエンジニア『河城にとり』としてもこの銀色の鳥には興味があるわけだし……。
どうせしばらくここで泊まり込みで働かないといけない身だしね。建物の修理よりもメカ弄ってる方が楽しいもん」

河城にとりと名乗る河童はポケットからスパナを取り出しており、やる気満々のようだ。
自分も彼女についていく。これから自分自身の武器となるものだ。
技術面では分からないことだらけだが、要望くらいは話しておこうと思ったのだ。

先ほどから少々話が上手くいきすぎている気もするが、幻想入りして最初の出来事が最悪だったんだ。
これくらいの埋め合わせがないとやってられない。

自分が「弾幕ごっこ」を行うという方向で話が進みそうだ。それでいい、それでいいんだ。
どんなに変な奴と思われても、どんなに無謀だと言われても、聖が、命の恩人が傷つくところをもう見たくない。
そしてそれは自分がちゃんと使命を果たす必要があるということも意味する。誰も悲しませない。

生きたい……否。生きる、生き抜いてやる。
俺の手で生きる道をもぎ取ってやるんだ。
俺の生き様をあのスキマ妖怪に見せつけてやる!



名前:聖白蓮
身体強化率326%

お姉ちゃん!

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