スペルカード……か。縁側に座り込み答えの見えない難題に対し、頭を抱える俺。
聖「○○さん、何だか塞ぎ込んでいますねぇ……」
後ろから貴方の肩にポンと手を置く聖。急な出来事に声をあげて驚く。
聖「○○さーん。どうしたんですか? なんだか浮かない顔をしていますよ?」
俺は今の悩み、自分が魔力を持たず、スペルカードを考案出来ない旨を伝えた。
聖「随分と悩んでいるようですね。でも、こんな時はリフレッシュが必要です」
俺の腕をグイグイと引っ張る聖。わわわ……と小さく声を上げ俺は縁側から引きずりおろされてしまった。
聖「それにまだ貴方は幻想郷を良く知っていません。新しいものを見れば何か打開策が浮かんでくるかもしれませんよ。そうだ、人里ならここから近いし、すぐに案内出来ます」
そういえば幻想入りしてから命蓮寺から出ていない。命を狙われている身だからということなのだが、確かにここ以外の幻想郷も見てみたい。
ここ以外の幻想郷にも興味がある。でもスキマ妖怪は怖い。俺はその旨を聖に正直に伝えた。
→
名前:聖白蓮
身体強化率326%
お姉ちゃん!
お気に入り登録
/
登録済み一覧
セーブデータ
新規登録・ログイン・マイページはこちら