寺子屋の中に案内された。寺子屋なだけあって学習机と黒板と……と、学校をイメージさせる道具が揃っている。
慧音「っ! またあいつらしょうもないラクガキしやがって……」
慧音が憤慨して教室に入ると黒板の落書きを速やかに消し去り、そして俺達の元に戻って来た。
慧音「毎度すまないな。あのラクガキだけはどうしても許せないんだ」
黒板には角の生えた彼女の絵が描かれていた。おそらく普段は知的で優しい慧音さんだが、怒らせると相当怖いということを表しているのだろう。
彼女も気にしているようなので、話題に出すのはやめておこう。
その更に部屋の奥、居住エリアのような場所に辿り着いた。彼女の生活スペースなのだろうか?
先に席に通された俺達。慧音さんはお茶でも淹れに行ったらしい。
間もなく慧音さんの手によってお茶と、何故か新聞紙が渡された。
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名前:聖白蓮
身体強化率326%
お姉ちゃん!
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