青娥「ふふふ、やっぱり○○ってば面白いわぁ。ソイツも敵じゃなかったのかしら?」
リフレックスリングの射出に手いっぱいのアールバイパーも、その威力を賄うオプションも無防備だ。自分を守ることは出来ない。
唯一ゆっくり霊夢だけが頼りだが、クリムゾンナイトメアだけで手いっぱいなようで、青娥の弾幕までは防ぎようがない。
貴方「あがぁっ!」
そんな無防備なアールバイパーに青娥は笑いながら黒い弾を撃ち込んでいく。大きく機体が揺さぶられるが、それでも決してリフレックスリングを解除することはなかった。
青娥「あらあら、強情ですわね○○。だけど、あんまり無理すると、壊れちゃうわよ?」
貴方「そうやって余裕ぶっこいてるようだがな、お前としてもコイツを復活させたらマズいことになるんじゃないか? 目覚めたらまずお前をぶん殴りそうだものな」
そう、青娥は焦っている筈だ。確かに俺ではクリムゾンナイトメアも押し寄せてくるであろう首領蜂隊もまるで対処できない。だが、月の民やそんな彼女たちに喧嘩を売り続けてきた純狐ならば?
そう考えるとここで全力で俺を止めないといけなくなるのだ。だが、コアとして取り込まれた彼女はオーバーウェポンの力をもってしても引っ張り出せない。
ならば覚悟を決めるしかないな。俺はオプションの回転を止めて別のスペルを詠唱する。
貴方「禁術『オーバーレイド……」
並列繋ぎで埒が明かないのなら直列繋ぎだ。3重に重ねたオーバーウェポンで一気に引っ張り出す。魔力の濃度が急速的に上がり、吐き気を催す。
サグメ「いったい何を……?」
貴方「ぐっ……、ちょっとした必殺技だ。ちょいと気分が悪くなるかもだけどな。そらっ、もう一丁!」
二つ目、三つ目のオプションの魔力をアールバイパーに収束させた。よしっ、今だ!
貴方「オーバーレイド・オーバーウェポン!」
放たれた禁術。今までの比にならない力でブチブチと周囲の組織を引きちぎりながらめり込んでたリングが引き抜かれていく。もちろん純狐と一緒に。
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名前:聖白蓮
身体強化率326%
お姉ちゃん!
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