紫と違って藍は本気で俺を殺しにかかってくるだろう。だが、俺だってあの時からずっと強くなっている。
貴方「操術『サイビット・サイファ』」
火の玉となってうねりながら突っ込んでいくのはネメシスとコンパク。回避しようとする藍を追いかけて体当たりを仕掛けていく。魔力が切れそうになるタイミングを見計らい、瞬時に2つのオプションを回収した。だがこれでは終わらない。今度は温存していた2つのオプションを向かわせた。
貴方「そらっ、もう一丁! これは訳も分からないうちに貴様の熱波で殺された外来人の分だっ!」
宙返りしつつ追撃を仕掛ける。よし、効いているようだ。
オプションを回収すると今度はレイディアントソードを掲げて突撃しようと藍めがけて加速を始める。
貴方「でぇいやぁぁぁぁぁ!!」
だが、その行く先に存在しないはずの5つ目のオプションが割って入ってきた。よく見るとそれは回転をしている橙であった。
橙「○○は離れて! またあの熱波が来るよ!」
ぐっ、そうだった。アレをまともに喰らったらひとたまりもない。あのロンゲーナー大佐の乗るゴールデンディザスターだって一瞬で蒸発してしまったのだから。
その気になれば外来人である俺のことなど簡単に殺せる。ここは橙に任せるべきだ。
両者ともにくるくる回りながら縦横無尽に飛び回り弾幕をばらまいていく。そしてまるでベーゴマのように何度かぶつかり合ってもいた。
文「あややや、あれでは橙ちゃんが不利です!」
単純な力で橙が藍に勝てる筈がない。それでも不思議と拮抗しているのだ。
貴方「いや、橙は負けていないぞ! よしっ、いいぞ。その調子だ!」
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名前:聖白蓮
身体強化率326%
お姉ちゃん!
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