外来人を排除する熱波が何だ、こんな非道を見せつけられて黙って見てろだなんて、俺には出来なかった。

貴方「これは俺の、そして俺のことも知らずに助けてくれた二人の童女の意思だ!」

最初から飛ばさせてもらう。放射状に放たれたクナイ弾をレイディアントソードで薙ぎ払いつつ急接近。3つのオプションを周囲に回転させて魔力をアールバイパーに集束させる。

貴方「ここだっ、重銀符『サンダーソード』!」

青い刀身を突き出して集めた魔力を一気に放出させる。バチバチと電撃を放ちながらそれは巨大な剣となり九尾を突き刺した。もちろんこれでは終わらないのだが、その勢いのまま今度は藍から大きく距離を取る。間合いに入られないようにと言う意味と、オプションの魔力を回復する時間を稼ぐためという二つの意味がある。

魔力が元に戻ったのを確認すると宙返りをし、再び藍に急襲をかける。再び接近してくると読んだのか、藍はスペルカードを掲げた。

藍「式弾『アルティメットブディスト』!」

本人を中心に「卍」型に屈折したレーザーが放たたれる。何とも見慣れたスペルだ。何を隠そうあの動きは「レーザーテトラン」に似ているのだから。

貴方「逆回転リフレックスリング!」

レーザーの間に陣取り、藍と一定の距離を保つためにリングで捕える。そのままレーザーの開店に合わせるように自分も藍の周囲をぐるりと回り、オプションたちに攻撃を続けさせた。

レーザーが止まった隙を見計らい、俺はそのまま藍を持ち上げて投げ飛ばした。

貴方「俺は幻想郷で生き続けて、多くの異変に関わってきて、そして成長したんだ。だからお前にも負けない!」

随分とダメージを与えた筈だが、藍もまだまだ余裕があるといった感じだ。何度でも打ち負かして見せる。根競べだ!



名前:聖白蓮
身体強化率326%

お姉ちゃん!

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