藍の強さは先程も体感済みだ。外来人だけを焼き払う妙な熱波を放つあのバリア相手に策もなしに突っ込んでは自殺行為だ。
貴方「何とかしたいところだが俺ではどうにもならないぞ」
ここは古くからの幻想郷の住民に頼らざるを得なくなる。ここにいる天狗達なら条件に当てはまるし力を持った妖怪たちではある。だが、藍に楯突くことを明らかに躊躇している。
無理もない、妖怪の山は妖怪たちでは珍しい明確な上下社会で成り立っている。格上に反旗を翻すということは基本的にはあり得ないのだろう。……ただ1人を除いて。
文「私は行きますよ? はたてさんの掴みかけた真実、その裏を取って拡散すればアイツも終わりです。いけ好かない商売敵ではありますが、ああいったライバルがいないと張り合いがないんですよねぇ」
無茶だ。たった一人で何ができるというんだ。
文「幾度となく私達天狗を救ってくれた○○、今度は私が貴方を助ける番ですよっ! それにはたてさんばかりに美味しいところを持ってかれるのも癪ってものです。さあ、弔い合戦と行きましょうか!」
椛「あの……勝手にはたてさんを殺さないでください」
気持ちはありがたい。だが、今は策を練るのが先だ。確かに文ならあの熱波の影響を受けないだろう。問題はその後だ。熱波を封じない事には俺はまるで行動が出来ないのだから。
貴方「気持ちはよくわかった! だが、まずは作戦会議を……」
いや、そんな猶予など俺達には用意されていなかった。妖怪の山はるか上空をゴウゴウと低音をまき散らしながらおびただしい鉄の軍勢が横切っていったのだ。
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名前:聖白蓮
身体強化率326%
お姉ちゃん!
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