そして滑走路にまで到達。バーニアがゆっくりと起動し、徐々にその音を大きくしていく。

貴方「アールバイパー、出ます!」

次の瞬間、強烈なGがかかる。トンネルの中を銀色の光が駆け抜ける。そしてその先には夜空に浮かぶいびつな満月。

そして同じく異変を引き留めようとする妖夢とその主の姿も見えた。

妖夢「この前のようには行きませんっ! 私たちも助太刀します!」

何とも心強い味方だ。だが、彼女だけではない。この距離から俺の名前を大声で呼ぶ声。その声が白蓮のものであることはすぐに分かった。

白蓮「○○さんっ! 今回の任務は相当に困難でしょう。私も精いっぱいサポートしますよ。いびつな月から発せられる光は妖怪を苦しめると聞きます。黙って見ているだけなんて、出来る筈がありませんっ!」

なんと白蓮自らも任務に参加するというのだ。これはしっかりとミッションをこなさなければ……!

竹林めざし飛行する亡霊たち、そして住職。俺も遅れまいとアールバイパーのバーニアを思い切りふかし、一直線に銀色のラインを引きつつ飛翔した。

ミッション・スタート……!



銀翼と妖怪寺SSVIIに続く……
あとがき

名前:聖白蓮
身体強化率326%

お姉ちゃん!

お気に入り登録登録済み一覧

セーブデータ
新規登録・ログイン・マイページはこちら