(その頃永遠亭最奥……)
相も変わらず薄暗い部屋にて、特徴的な帽子をかぶった女性が長い銀髪をたなびかせ佇んでいる。巨大な球体は今回傍にはおいていないようだ。
そんな彼女の元にプロペラのようなマシンが一列に並び直進してきた。
永琳「偵察ご苦労様。遂に動き始めたのね。相手はこの前の半人前庭師と……超時空戦闘機!? 嘘……私たちの他にも超技術を使う者がいるだなんて……!」
わなわなと震えるものの、すぐに落ち着きを取り戻すと新たに指令を下した。
永琳「奴らの狙いはここに他ならないわ。入口を防衛させなければならないわね。来なさい、テトラン!」
あたかもこのシチュエーションが来ることを予見していたかの如くワープアウトしてきた複数の巨体。どれも中心に青いコアを持った巨大戦艦たちである。
四本の触手を持った「
テトラン
」、優秀な防御力を誇る漆黒のカバーを持ち、更に死角からの不意打ちを得手とする「
カバードコア
」、そして高い機動力を誇り、小型ながらに豊富な武装を搭載した新型のビッグコア「
ネオビッグコア
」。
永琳「呼んだのはテトランだけだったけれど……。相手が超時空戦闘機と聞いて他の機械生命体もやる気を見せたみたいね。さあ、過去からの因縁に決着をつけるときよ!」
巨大戦艦たちは答える言葉を発してはいなかったものの、持ち場に赴き警戒態勢を取り始めた。
→
名前:聖白蓮
身体強化率326%
お姉ちゃん!
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