(その頃、永遠亭最奥……)
永琳「あははは! 踊れ踊れ!」
永琳と彼女の手に落ちた冥界の住民達の三位一体の弾幕を前にボロボロになっていた。幻想郷きっての実力者が一度に襲いかかったのだ。流石の白蓮でも対処できる筈がなかった。
度重なる被弾で体は何度も空中をキリキリと舞い、そして最後には床に突っ伏してしまった。
こんなにも何度も飛ばされているというのに、スポットライトの光は執拗に白蓮を追っていて、一瞬たりとも彼女を暗闇に晒すことはなかった。
白蓮「妖夢さん、幽々子さん……目を覚まして! こんな恐ろしい計画に手を貸さないで……」
倒れ込んだ白蓮の顔面を踏みつける妖夢。無言、そして無表情でやってのける。正気の沙汰とは思えない。
永琳「無様なものね。冥土の土産に教えてあげる。貴女が誰に喧嘩を売ってしまったのかを」
新たなスポットライトが永琳の真上に照らされる。合計3本のライトで照らされたそれは球体であった。真っ赤な血の色をしたグロテスクな眼球。白蓮はあまりのグロテスクさに吐き気を催す。
白蓮「なに……あれ……?」
永琳「欲すれば知識を授けてくれる。欲すれば力を授けてくれる。ただただ欲を求めるものに忠実な、新たなる幻想郷に必要不可欠な存在。その名も……」
→
名前:聖白蓮
身体強化率326%
お姉ちゃん!
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