(その頃ゼロス要塞周辺……)
至る所から光が漏れ出るゼロス要塞が見えた。この要塞ももう持たないだろう。じきに大爆発を起こす。俺はそれに巻き込まれないように出来るだけゼロス要塞から離れていく。
間もなく、ゼロス要塞はかつてない程の光を散らし、大爆発を起こした。爆風に煽られながらもバランスを崩さぬように機体を制御する。アールバイパーのスピードについていけない輝夜は妖夢の姿に変わったコンパクが抱きかかえている。もちろん永琳は俺と一緒だ。
俺、そしてアールバイパーは、神話の銀翼「ビックバイパー」の紡いできた幾多もの伝説の通り、バクテリアンの脅威から永遠亭を、そして幻想郷を見事救い出したのだっ……!
貴方「Farawell(あばよ)……」
後ろでは、最後の光りを放ち、わずかな残骸を残して消えていったゼロス要塞。それを横目に俺は慣れない言葉でかの好敵手に別れを告げた。
結局、なぜ幻想郷にバクテリアンがやって来たのかは分からずじまいであった。永遠亭を攻略している際は永琳がバクテリアンを真似て巨大戦艦を作り出していたと思っていたが、こうやって本物が現れているのだ。
バクテリアンを率いていたゴーファーは「幻想郷で生きる為」と言っていたが……。それとも人の欲望から生まれると言われているバクテリアンだ。永琳の科学の進歩という欲望がゴーファーを、ゼロスフォースを生み出したなんてことも考えられる。……まあ、これも推測の域を出ない。
とにかくバクテリアンの脅威は去ったのだ。これ以上考えても仕方がないだろう。さあ、皆が待っている。早く地球に戻ろう!
そろそろ大気圏に突入する。再び輝夜からサラマンダーシールドを借り、赤いフォースフィールドを纏うと一直線に地球へと降下した……。
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名前:聖白蓮
身体強化率326%
お姉ちゃん!
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