幻想郷の迷いの竹林の一画……つまり永遠亭に戻ると早速修羅場が訪れた。
ようやく意識を取り戻した永琳を輝夜は思いっきり平手で殴ったのだ。大団円を迎えようとしている矢先での突飛な行動。周囲の空気が凍りついたのは言うまでもない。殴った側、殴られた側、双方無言。一番近い距離で見てしまった俺は非常に気まずい。
長い長い沈黙を経て、先に口を開いたのは永琳であった。
永琳「……そう、ですよね。殴られて当然です。あんな自分勝手な事をずっとしてきたのですから。口では永遠亭の存続、繁栄をうたっていましたが、心のどこかで異星の者がもたらす科学を己がモノにしたいという私欲があったのでしょう」
なみだなみだに言葉を紡ぐ月の頭脳。それに応える殴った側、つまり姫も涙声であった。
輝夜「本当よ。私は狭い部屋に恐ろしい機械と一緒に閉じ込められるし、ウドンゲやてゐにも迷惑かけて……」
途切れ途切れに、しかし意思をはっきりと伝えていく。
永琳「仰る通りです姫様。こんな私など、姫様と一緒にいるだなんてもう……」
→
名前:聖白蓮
身体強化率326%
お姉ちゃん!
お気に入り登録
/
登録済み一覧
セーブデータ
新規登録・ログイン・マイページはこちら