白蓮「外の世界に残してきた家族が気になるのですか? そんな顔していましたよ」
ズイと横に並んだ住職サマは俺の心を見事に当てていた。やれやれ、彼女には隠し事は出来ないようだ。
白蓮「さすがに外界の……それも○○さんのご家族のこととなると安易に推測する事はできません。ですが……、○○さんには私達がいます。命蓮寺という場所もあります。この幻想郷という地においては、ちゃんと迎えてくれる人も、帰る場所もあるんですよ!」
そうだな、もはや俺は一人ではない。すっかり命蓮寺の一員だ。命蓮寺の皆は幻想郷における家族のようなものと言っても過言ではないだろう。
白蓮「さあ、異変も解決したことですし、私達も行きましょう。私の、そして貴方の帰るべき場所『命蓮寺』へ!」
外界のことはまた落ちついた時に紫に交渉するとして、今は幻想郷における俺の居場所にいればいい。白蓮は俺のようなヨソモノにも優しく手を差し伸べてくれた。寺に集まる妖怪達も俺につらく当たったりはしない。……そうだな、確かに俺は命蓮寺の一員だ。
さて、迷いも晴れた。俺は再びアールバイパーに乗り込もうとするが、白蓮に行く手を阻まれた。そのままぎゅっと抱きしめてくれたのだ。
白蓮「よしよし……。ちょっとホームシックになってしまったようですね。心が落ち着くまでこうやって抱きしめながら撫でますよ」
折角の好意だ。無下にはできない。俺は母性溢れる抱擁を受けているうちに幾多もの戦闘で体が疲れていたのか、力が入らなくなり、そして夢心地のまま意識が消えていった。
命蓮寺に戻るのは、少し眠ってからでも……いいよね?
銀翼と妖怪寺SS TRUE END
しかし、貴方の幻想郷ライフはまだまだ続く……
あとがき
名前:聖白蓮
身体強化率326%
お姉ちゃん!
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