ゴミだらけの無縁塚がよほど居心地が良かったのか「
グレイブ
」がこの辺りを根城にしていたらしい。ガシャガシャと脚を動かし、威嚇しているようだ。
ゆっくり霊夢「コイツだよ! コイツがゆっくり達をいじめるの!」
確かに凶悪なバクテリアンを放っておくわけにはいかないし、あちらも俺達を逃がすつもりはないらしい。一戦交えることになるな。そう思索を巡らせていると魔理沙が先制攻撃を仕掛ける。星型の弾幕を展開しグレイブに当てていくが、びくともしないようで、じりじりと接近してくる。
魔理沙「おい、全然効いていないようだぞ? ○○、コイツどうするんだ?」
やはり強力な装甲を持っているようだ。こいつは何かしら攻撃をする時に弱点となるコアを露出させる。その瞬間に強力な攻撃を叩き込めば倒せるだろう。俺はネメシスとコンパクを呼び出すと臨戦態勢をとる。
貴方「魔理沙、こいつは俺がすぐに片づける。その間、ゆっくり達を守ってやってくれ」
思った通りだ。追尾ミサイルをコアから発射させている。トレースの構えでオプション共々グレイブのコアに狙いを定めるとツインレーザーを乱射。ミサイルを撃ち落としつつダメージを与えていった。
魔理沙「よし、あの光ってるコアを撃ち抜けばいいんだな? 任せろ○○。そんなチマチマしたものじゃなくてパワーで押して一撃だぜ」
そう言うと片手でミニ八卦炉を手にエネルギーをチャージし始める。こいつ、マスタースパークでも撃つつもりか? 慌てて俺は静止した。
貴方「今にも崩れそうな瓦礫の洞穴でそんなもんぶっ放したら、瓦礫の下敷きになっちまうぞ!」
今まで通りゆっくり達の護衛を頼むと俺は再びグレイブと対峙する。ガシャガシャとこちらに接近し……そいつは急にジャンプした。
貴方「着地の衝撃で瓦礫が落ちてくる。迎撃の準備だ!」
ズーンと地響きを起こしながらグレイブは着地。天井がグラグラと揺れるといくつかの瓦礫が落ちてきた。慌てずに俺は瓦礫を処理。魔理沙も器用に迎撃をしているようだが……。
魔理沙「しまった、壊し損ねたぞ……」
一際大きな瓦礫が魔法使いとゆっくりを襲う。危ない! 俺はくるっとターンするとツインレーザーを撃ちこむが、手応えなし。仕方ない、武装をリフレックスリングに換装し、投げ飛ばす。俺は大きな瓦礫に接近した。
貴方「俺が守る!」
リフレックスリングを逆回転で発射。大きい瓦礫を掴むことに成功した。
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名前:聖白蓮
身体強化率326%
お姉ちゃん!
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