直後、周囲は真っ白い光に包み込まれた。特徴的な光が散る音と共に。

貴方「これはまさか……マスタースパーク!?」

今のレーザーは幾度となく辛酸を舐めさせられ続けてきた魔理沙が放つそれに酷似していたのだ。

貴方「くっ、回避! ゆっくり霊夢、それは食えないぞ!」

攻撃範囲自体は分かりやすい、持ち前の機動力でアールバイパーは直撃を避けたのだが、ゆっくり霊夢はこれすらも食べようと口を大きく開けて……。

ゆっくり霊夢「きゃうんっ!」

流石にレーザーの類は食べることが出来ないようだ。すっかり尻込みしてしまったゆっくり霊夢は慌ててアールバイパーの背後に隠れてしまう。

貴方「一度格納する。今は傷を癒せ」

次の一撃に備え、俺は接近を試みる。マスタースパーク級の火力に真っ向から立ち向かうにはサンダーソードしかない。幸いなことにマスタースパークは連射するものではないので近づく予定が……。

幽香「ほらっ、ほらっ! やられっぱなしなのかい? そっちも何か撃ってきなよ?」

連射してくるだと!? 魔理沙のものよりも若干太さが足りないとはいえ、ここまでバカスカ発射されてはどうしようもない。

苦し紛れに取った行動はオプションを総動員してフォトントーピードを撃ちまくる事であった……が、それらが幽香に届くことはなく全てマスタースパークの光に撃ち落とされてしまった。火力の差は歴然だ。

いよいよ打つ手なしの俺は乱射された1本の光の槍に貫かれて墜落してしまった。

貴方「め、滅茶苦茶だ……」



名前:聖白蓮
身体強化率326%

お姉ちゃん!

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