貴方「赤蛮奇っ、赤蛮奇っ。応答してくれ!」

高速で飛行するさなか、雛の家で留守番をしている筈のろくろ首との通信を試みる。何度か呼び出したのちに彼女の姿がホログラムとなって空中に投影される。

赤蛮奇「留守、ちゃんと守ってたよ」
ゆっくり魔理沙「だぜ!」

無事そうなのを確認すると、さっそく現状を説明する。

貴方「つまりバイオレントバイパーがそっちに向かっている。戦うのは危険なので、首を飛ばして悟られないように監視をしてほしい」
赤蛮奇「了解した。首はちゃんと元通り。しっかりやってみせ……銀色の翼が、さっそく来たかっ!?」

なんてスピードだ。もう妖怪の山に到着したというのか。「幸運を」と最後に告げると俺は通信を切る。急がねば。

全速力で飛ばしていると大きな山が見えて来る。ふもとの樹海に差し掛かると赤蛮奇の首の一つが浮遊しており、こちらに近寄ってきた。

赤蛮奇の首「バイオレントバイパーを捕捉した。だが、天狗の里へと強襲していった。これ以上の追跡は危険と判断して戻ってきた」

やっぱり……目的地はその上、守矢神社だ。間違いない! そこへ向かうには、俺も突き進まないといけない。天狗のテリトリーに……!



名前:聖白蓮
身体強化率326%

お姉ちゃん!

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