文とにとりに包囲網役への通信は任せて、俺は早苗さんとこいしを連れてバイオレントバイパーを追いかける。
早苗「しかしあのニセモノ、よくできていましたね。いったい誰が何のために……?」
奴を見失わないように視線はそらさずに俺の知っている情報を提供する。
貴方「道教の奴らだ。アールバイパーの偽物に悪さをさせて命蓮寺の評判を落としたんだ。白蓮さんは封印され命蓮寺も解散。俺は残った命蓮寺のメンバーに戦犯として追われる身になってしまったのだよ。だが、それに飽きたらずに今度は神社を襲い始めたってところだろう」
絶対に許せない。偽物を暗躍させたこと、俺だけでなく大事な仲間や白蓮さんを貶めてバラバラにしてしまったこと。ギリと歯がきしむ。
貴方「チッ、やはりスピードはあちらの方が上だ。どんどん距離を離されている」
見失うのではないかと焦った矢先、宝塔型通信機が激しく光り出す。誰かが通信してきたのだろう。
にとり「聞こえるかい? バイオレントバイパーは太陽の畑方面へ逃走中! 幽香とメディは包囲網を突破されないように戦闘準備!」
そう、俺は一人ではない。この日の為に多くの味方を引き寄せてきたのだ。見るとバイオレントバイパーの動きが鈍っている気がする。どうやら足止めを食らっているようだ。俺はさらに接近を試みる。
そして無縁塚上空でついに奴を射程距離内に捉えることに成功したのだ!
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名前:聖白蓮
身体強化率326%
お姉ちゃん!
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