だが次の瞬間、俺は暗闇の中にいた。何故だ? どうしてなんだ!?

神子「さっきの君の発言。ソックリそのまま返させてもらおうか。貴方の欲がダダ漏れ。ここまで分かりやすい人も珍しい。というわけで先ほど私が退避した仙界に閉じ込めておいた」

何処かから大魔王の声が響く。だが、姿が見えない。それにどんなにもがいても身動きが取れない。

神子「なーに、安心するといい。ちゃんと元の幻想郷に返してあげるよ。くくく、くはははは!」

高笑いがしたかと思うと急に周囲の景色が元に戻った。そして目の前には戦闘騎に跨った早苗さんが……! 接近している、俺の意思と関係なしに。ぶ、ぶつかる!

思い切り仲間と衝突。悲鳴を上げる早苗さんが思い切り押し上げられる形となる。もちろん俺も吹き飛ばされている。そしてその先は……。

神奈子「まずい、ミラージュキャッスルの極太レーザーの軌道上だ!」

そう、この二人はベルサー艦とやり合っている真っ最中だ。神奈子さんが言い終わる前に極太レーザーが二人を襲う。それぞれ別々の方向へさらに吹き飛ぶ。そして待ち構えていたのは邪悪なしたり顔をした神子であった。再び剣をこちらに構えている。




名前:聖白蓮
身体強化率326%

お姉ちゃん!

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