神子「どうだったかね○○。仙界への小旅行は? 我に従うと誓うなら命だけは助けてやろう」

ますます発言が魔王じみている。もちろん俺の答えはノーだ。

神子「いや、聞くだけ無駄だったよ。○○の顔が、そしてあふれ出る欲が拒絶という答えを出している。ならば死ぬがよい。今一度、貴様ら仏教と我ら道教の力関係を見せつけてやる!」

剣がポウと光る。

神子「眼光『十七条のレーザー』」

まずい、吹き飛ばされている俺は格好の的だ。恐らくは17本あるであろう色とりどりのレーザーが全てこちらを貫かんとしている。レーザーではレイディアントソードで切り伏せることもゆっくり霊夢が食べることも出来ない。手詰まりだ、もろに喰らう……!

神奈子「……いかんっ! エクスパンデッド・オンバシラ!」

上空から助けが来た。レーザーの射線上に濃い灰色の柱がズドンと突き刺さり、防壁となったのだ。それでも御柱は度重なるレーザーによってへし折られてしまう。それだけ火力が凄まじいという事だろう。そのまま威力が減衰しているとはいえ俺は結局被弾してしまった。

きりきり舞いになって俺は地面に墜落。このままではまずい、オプション達を呼び出してアールバイパーが復帰するまで時間稼ぎを行おう。

こいつは地霊殿のサトリ妖怪と同じく相手の心を読む力があるようだ。そうでなければ合点がいかない動きを度々行ってきたし事あるごとに俺の欲が読み取れるという旨の発言を繰り返していた。




名前:聖白蓮
身体強化率326%

お姉ちゃん!

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