白蓮「○○さん、私は残念でなりません。どうやら紫さんの言っていたこと、正しかったようですね」
明らかに分かる憎悪の表情。この洞窟に入ってから感じた息苦しさ、ピリピリした空気の正体はこれか。
白蓮「○○さん、いえ幻想郷を侵略する元凶、○○には消えてもらいます!」
ブワッと魔人経巻を広げ戦闘態勢に入る白蓮。
貴方「待ってくれ! さっきも言った通りアールバイパーの偽物をけしかけた道教の連中が全部悪いんだ。誰に吹き込まれたのか知らないが騙されている!」
白蓮「いいえ、前々からおかしいとは思っていたのです。貴方が幻想郷に入ってからバクテリアンやバイドが幻想入りして悪さをしてきた。やはり貴方が原因であると考えるのが納得いくのですよ」
どうしてこんな考えに至ったのかは俺には分からない。だが、封印されている間に何か吹き込まれたんだ。誰に? いや、答えは明白だ。神子と通じており定期的に白蓮さんを見張っていたという「霍青娥」。未だに姿も見せないアイツが怪しい。
だが、どうしようか、今は調査どころではないぞ。
白蓮「私も心苦しいのですよ。子供のように可愛がっていた門徒の中にこんな異変の首謀者がいるだなんて。とはいえ同じ釜の飯を食した仲。せめてもの情けです……」
魔人経巻の紋様が白蓮さんの両腕にまとわりつくように光る。
白蓮「苦しむ間もなくアールバイパーごとあの世に送ります!」
銀翼と妖怪寺VG IXに続く……
あとがき
名前:聖白蓮
身体強化率326%
お姉ちゃん!
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