早苗「ああっ○○さん!」
さらなる追撃を行おうとするバイオレントバイパーの行く手を遮るように早苗さんが立ちふさがった。
早苗「貴方の敵は私の敵でもあるんですっ! 覚悟なさいっ」
い、いかんっ! 早苗さんを止めなくては。あらん限りの声で俺は叫ぶ。
貴方「やめるんだ、早苗! そいつは俺が始末する。俺が始末しないといけないんだ!」
しかし俺の叫びなど届くことなく早苗さんはバイオレントバイパーに攻撃を仕掛けた。白いヘビのような形をしたショット。だが、偽銀翼の機動力では簡単に避けられてしまう。
早苗「スカイサーペントをただのショットと思うべからず、ですよ?」
彼女の言う通り、白いヘビはカクンと急に90度角度を変えると再びバイオレントバイパーに突き進んでいった。これは予想外だったのか、被弾していたが。大した威力ではなさそうだ。
そして俺の恐れていたことが起きてしまう。ピピピ、ガガガーと機械のノイズ音が響く。やはり、この音はまさか……間違いない。まさしく俺が防がなくてはならなかった展開だ……。
バイオレントバイパー「Got a new weapon! 『GREEN ARROW』!!」
ラーニングしやがった。この一瞬で……。グリーンアロー、標的を一度だけ直角に曲がることで追尾するレーザー兵器。確かR戦闘機の「
R-9 Leo
」の使用する武装だ。
早苗「そんな……」
愕然とする早苗さんを無視してバイオレントバイパーは上下にオプションを2つ装備する。緑色の細いレーザーですぐに反撃を仕掛けてきた。
貴方「奴にとって未知の技をぶつけると即座にラーニングしてしまう。かといって既知の技を放ったところでスペックはバイオレントバイパーの方が上。いったいどうすれば……!」
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名前:聖白蓮
身体強化率326%
お姉ちゃん!
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