少々やり過ぎてしまった気がするが、銀翼「アールバイパー」は完全に打ちのめされてもはや戦闘の続行は不可能な状態である。
貴方「まだだ、まだ俺は見せていない。お前にっ、俺の、俺のっ……潔白をッ! 執念をッ!! そして生き様をッ!!!」
それでも○○は屈服することはなかった。その瞳からは今も闘志をみなぎらせており、虐めがいが……違った、覚悟の試しがいがあるといったところ。更に頭上から墓石を降らせて銀翼にトドメを刺し、精神的に屈服させてみることにした。
紫「それは私からのプレゼントよ。素敵な墓石でしょう? ちゃんと名前も彫ってあるわ」
あとは胸倉を掴みあげる。住職サマが止めに入るのを藍が止める。さあ、この状態でどうあがいて見せる?
貴方「操術『オプションシュート』!」
撃墜した筈の銀翼の一部が一瞬だけ光った。すると先程のオーラを纏った上海人形がうねりを上げて私に体当たりを仕掛けてきたのだ。この爆発力、そしてこの一瞬を狙う為に集中力を切らさずにいた。
合格ね、この子は。まっすぐで強い心を持っている。○○は幻想郷の脅威にはならない。私はあえて体当たりを受けつつ、彼の処遇を決めたのだ。
貴方「さあ紫、約束した筈だったな。俺の願いを叶えて貰うぞ」
彼を幻想郷の住民として受け入れよう。さすれば幻想郷の為に戦う私の手駒になり得る。彼ならばこれから押し寄せる未知の勢力についての知識もあるだろう。
私は藍を連れてスキマに潜り込んだ。何のため? 決まっている。異変が終わればみんなで宴会。これが幻想郷流の歓迎会だもの。
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名前:聖白蓮
身体強化率326%
お姉ちゃん!
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