歪んだ空間から抜け出した。辺りはすっかり夕焼けであった。
心配になりアールバイパーの時計を見てみる。よかった、ちゃんと元の時代に戻れているようだ。
だが、アールバイパーは故障したまま。つまりこう派手に空中に出た後は……
貴方「落ちるー!」
そりゃあ重力のまま落ちるのは当然であり……。だが、ふわりと急に落下が止まった。
白蓮「一体何処まで行っていたんですか! 心配したんですよ? 大きな落雷の音がしてから影も形もなくなってしまいますし……」
どうやらお小言を口にしている人がこの壊れたバイパーを支えているようであった。
そのまま地面に着陸するとなだれ込むように俺達はコクピットから這い出た。
むうと頬を膨らませ、こちらを心配する少女とすまなそうに後頭部をかきむしる俺。そして馴染の仲間達が周りにいる。そう、長い封印から目覚め、かつての仲間が集まっている。ここにはいつもの命蓮寺の日常があった。
俺にとっては一瞬であったが、長い長い時を経て再び繋がれた絆。もちろん俺だってそこにいる。
そして非日常から日常へと戻るのだ。満面の笑みを浮かべて、俺は挨拶した。
貴方「白蓮……ただいま!」
BEST END!!
(おまけ)
名前:聖白蓮
身体強化率326%
お姉ちゃん!
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