1000年の昔、聖人「聖白蓮」の封印が行われたその後……。
アールバイパーが起こした事件や出来事は後の世代の人間や妖怪に伝えられていった……。


(とある妖怪による日記帳)
聖尼公がならず者の妖怪から人里を守るそうだ。だが、その話自体が罠。我ら妖怪に手を貸していたことが人間達に知られてしまい、彼女は封印されそうになる。
里に火を放たれてしまいもはや絶体絶命の最中、銀色の鳥が降臨す。
神々しい銀色の軌跡を残しつつ、不埒な人間どもを蹴散らし聖尼公を救った。
そして銀色の鳥は後からとめどなく来る人間の手から守るべくいずこかへ逃げていった……。

しかし尼公は結局人間の手によって山の頂にて封印されてしまう。
彼女の封印を止められなかった銀の鳥は後光を放ちながら悲しげな声を上げ、雷を呼び寄せると何処かへと消えていった……。

あの鳥は神の使いだったのだろうか、それとも……


(とある退魔師の一族による手記)
とある人間の里が妖怪の大群によって滅びる。
人間の味方を装い妖怪に手を貸していた不埒な魔女を封印しようとした矢先、銀色の光を放つ鳥がそれを阻む。
その銀色の光は絶望の象徴。劣勢だった彼女達を助け、こちらの軍勢は敗走することに。

その後あの鳥と尼公がどうなったのかは知らないが、どうやら他の人間の手によって封印が施されたようであり、銀の鳥もあれ以来見ることはなかった。
一説には銀の鳥は神の使いであったが、妖怪に手を貸していたことを知られて裏切ったとか、彼女が使役していた妖獣であり、彼女を守り切れずに悲しみの声を上げた等色々な説話が残されている。だが、真実は誰にもわからない。
ただ確かなのは聖尼公は封印され、我らの正義が証明されたということだ。


(あとがき)

名前:聖白蓮
身体強化率326%

お姉ちゃん!

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