そんな話があるか! こんな奴らのいいなりになんてなる必要はない! 俺は静かにアールバイパーに乗った。

にとり「ちょっと! ○○は戦ったら……」

貴方「そんなの関係あるかよ! 俺達の命の恩人が危機に瀕しているんだぞ。こんな状況でダンマリ決め込むなんて耐えられない!」

そのままショットを撃つ。ろくに狙いなど定めていないので命中こそしなかったが、十分な威嚇にはなっただろう。

札使いの男A「余程死にたいようだな。折角の尼公の申し出を反故にしやがった。ならば望み通り、そこの変な鳥から……」

貴方「変な鳥じゃないっ! 銀翼『アールバイパー』だ!」

ようやく名乗れた……。叫びつつも、今度はレーザーを浴びせる。だが、いかんせん標的が小さ過ぎてなかなか命中しない。

一方の退魔師どもは数と連携により、こちらを追いつめる。列をなして光る弾を放つ札使いの退魔師達、弓矢を使いこちらを狙う奴もいる。

そう、相手が多過ぎる……。

貴方「こうなったらスモールスプレッドで一網打尽にしてやる……」

高所から爆弾をばら撒き、一気に殲滅しようとする。その為にアールバイパーを急上昇させた。

悲鳴を上げる計器類。しまった、無茶をさせ過ぎたか。思ったよりも高度を上げることは出来ず、さらに機動力を大きく失ってしまう。

仕方がない、作戦変更だ。一人ずつ片付ける。

システムボイス「Shot gun!」

自身の高度を下げる勢いも手伝い、速やかに退魔師どもを拡散するショットで蹴散らしていく。再び、ターンして追撃をかける。

札使いの男B「隙だらけだ! 一気にたたみかけろっ!」

いけないっ、旋回の隙を突かれる! 無数の光弾がアールバイパーに迫る……。かわしきれない!



名前:聖白蓮
身体強化率326%

お姉ちゃん!

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