ぬえと辺りを探してみることにした。
……誰かいるっ! 暗がりの中、よく目を凝らして見ると……
神子「むっ……!」
あまり出くわしたくない人と会ってしまった。立場上命蓮寺とは敵対する彼女。案の定ぬえが神子と睨み合っている。
神子「妖怪と妖怪に肩入れする人間がこんな夜更けに何を企んでいる?」
ぬえ「そ、そういうお前こそこんな所で何してるのよっ!」
神子「そうねぇ。今宵は色々な欲が渦巻いていてね。どんなものがあるのか、ここで感じ取っていたのよ」
なるほど、七夕の短冊からにじみ出る欲望を読み取っていたのだろう。
喰ってかかるぬえを止めると、とりあえず神子に聞いてみるだけ聞いてみることにした。
貴方「俺達は白蓮とはぐれてしまったので探している。ダメ元で聞いてみるが、見なかったか?」
神子は俺の問いかけを聴くために耳当てを少し外す。確か人の欲望を読み取る能力を持っていた筈だ。こうやって心の中をのぞき見されるのはかなり居心地が悪い。
神子「なるほど、本当に聖を探したいだけのようですね。それでは答えましょう。私は彼女を見ていません」
こちらには彼女が口にした事が嘘か本当かを見抜く術を持ち合わせていない。だが見ていないというのだし本当に知らないのだろう。そもそも本当に出くわしていたら何かしら衝突があった筈だ。
神子「それにしても今日は欲やら霊魂やらが騒がしいわね。あまり長く聞いていると気分が悪くなるわ。生者だけでなく、霊魂の欲まで聞こえてくる……」
まだブツクサ言いながら耳当てを外したりつけたりしている。
これ以上ここにいるとぬえがまた暴走しかねないし、神子の邪魔もしてしまうようなのでソソクサと立ち去ることにした。
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名前:聖白蓮
身体強化率326%
お姉ちゃん!
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