ナズーリンが寺を出て数時間が過ぎる……。

太陽は傾き夜の帳が近づいているのが分かる。昼間はそれなりに暖かかったものの、この時間帯になると若干肌寒い。ブルブルっと身震いをすると、尿意を催したことを認識する。

貴方「確かトイレは……」

命蓮寺は相当広いが、俺だってここで暮らして結構日数が経っている。トイレの場所くらいは把握しているのだ。さて、早々に用を足して……

白蓮「命さん、そっちは男子トイレですよ?」

いそいそと入りこもうとする俺を引きとめる声。白蓮のものである。
しまった、今の体は女の子なのだった。あれだけ大鏡で確認してたのにうっかりしていた。

改めて女子トイレに案内され無事に用を足すことは出来た。だがこれからも心と体のギャップに慌てることになると気が重い。ナズーリンには早く対処法を見つけて欲しいものだ。



名前:聖白蓮
身体強化率326%

お姉ちゃん!

お気に入り登録登録済み一覧

セーブデータ
新規登録・ログイン・マイページはこちら