なるべく体を見ないようにと湯船の中で縮こまっていたがそろそろ湯あたりしそうである。

一度湯船から上がり、一度撤退して……と思った矢先、呼びとめられる。

白蓮「背中流しましょうか?」

献身的な彼女らしい申し出だ。少しでも自分達に馴染んで欲しいという気持ちがニコニコ笑顔から溢れている。そんな顔をされたら断るなんて出来ない。大人しく俺はストンと椅子に腰かける。

間もなくゴシゴシとタオルで背中を撫で回される。くすぐったさに思わず「んんっ」と声を漏らす。予想以上の色っぽさに自分でたじろぐ。

白蓮「あら、ちょっとくすぐったかった?」

その間も洗って貰うのだが……当たってる、柔らかくて大きなものが当たってマスヨ。顔を真っ赤にしながらもそれを必死にこらえるべくプルプルと小刻みに震えながら背中を丸める。折角の好意なのでむげには出来ないし、かといって心は健全な男子ソノモノだから頭がどうにかなってしまいそうだ。

ぬえ「あーっと、石鹸でアワアワの手が滑ったー!」

そこへ第三者からのまさかの奇襲。明らかに故意に足を滑らせたぬえが前方から泡まみれの腕でこちらの胸を鷲掴みにする。予想以上の刺激に俺は思わずのけぞる。

ぬえ「あっはははは……。ビックリしすぎだよー。ちょっとモミモミしただけじゃない」

白蓮「ぬえ! お客さんにまで変なイタズラなんてするんじゃありません!」

叱るべく立ちあがった白蓮だが、足を滑らせて俺になだれ込む。

ぬえ「え、ちょ……うわああああっ!?」

ドミノ倒しの要領でぬえと白蓮のサンドイッチになる俺。ななな、なんぞ……こ……れ…………



名前:聖白蓮
身体強化率326%

お姉ちゃん!

お気に入り登録登録済み一覧

セーブデータ
新規登録・ログイン・マイページはこちら