倉:…
ジ:くあっ!
(倉橋みっけ!)
(パパのデスクの上に日記が開いて置いてあった)
(こっそり覗き込むと…)
「*月*日
妻と久々にデートに行った
子供が生まれてからなかなか二人で出かける事も無かったが、何年経っても相変わらず妻は美しい
私もおちおち老け込んでは居られないな
可愛い娘も息子も居る事だし…
*月*日
我が家の近所に住んでいる大学生が娘に懸想している様だ
全く怪しからん
娘は年頃になってどんどん美しくなってきたが、まだ彼氏なんて早い!
大体あの男、何なんだ女みたいな外見…長男も何だか不安だし…
次男に娘を送り迎えさせようか…
*月*日
商談が成功して一安心だ
まだまだ先行きも不安だが、家族と過ごす時間は何よりも心が落ち着くな
私が妻を、子供達を養う様にいずれ娘は余所に嫁ぎ、息子達は所帯を持つのかと思うと何だか嬉しい様な寂しい様な気分になるな…
……」
(家族の事がいっぱい書いてありました)
…ぱ、パパぁ!