(視界に真っ白い天井が映った貴女)

ふふ、目が覚めた?
心配だったんだよ…

君ったら急に居なくなっちゃうんだもん…
此処に居たんだね、会いたかったよ…

(貴女の髪を梳くように撫で、優しく微笑むデヴィッド)
(身を起こすと大きな白いベッドに寝かされていた)
(しかし貴女の部屋でも、ましてやデヴィッドの部屋でもない)

…ん?
此処が気になるの?
思い出せない?

…思い出さなくても大丈夫だよ、此処に居れば何にも怖い事なんかないんだから…

ずーっと僕が一緒だよ?
もう余所の怖ーい奴になんて会わせないから…ね?

(ふと窓を見ると鉄格子が填められ完全に塞がれていた)

…君がだーい好き…

(ちゅ)














スティーヴ…覚えてろよ…

(薄青い目が暗く影を帯びた)
ヤンデレ