(ぺちぺち、と窓を叩く黒い何かが見えた)

あれ?倉橋さんどうしたの?

(ジョージが窓を開けると、ベランダからするっと滑り込んだ倉橋が口に咥えた何かを貴女の枕元に置いた)

…ん?

(倉橋は貴女とジョージを一瞥してすぐ窓から出て行ってしまった)

ロキソ○ン…これ鎮痛剤だ!
良かった、辛かったら飲んでね?
倉橋さんも君が心配だったみたいだね

でもなんで君がお腹痛いって分かったんだろう…
窓の所に何か居るよ?