男1:痛えっ!!か、顔が!!

(貴女の腕を掴んでいた男が蹲った)

男2:何だこのクソ猫!!

(もう一人の男が「それ」を捕まえようとするが、中々捕まらない)
(不意に「それ」は貴女の足を突っつき逃げる様に促した)

(何とか男達を振り切って逃げる貴女に、「それ」が追いついた)
(「それ」は……倉橋だった)


(どうしても貴女を助けたかった様だ)
降ってきた