[大井・霧島・長門・陸奥・瑞鶴・加賀]
下・撤退(2戦目)
撤退(1戦目)

[大井OUT・千代田IN]
中・撤退(3戦目)
上・撤退(3戦目)
撤退(1戦目)
上・撤退(3戦目)
上・撤退(3戦目)
撤退(1戦目)
上・撤退(3戦目)
中・撤退(3戦目)
中・撤退(3戦目)

[千代田OUT・比叡IN]
下・気のせい(2戦後)

[陸奥OUT・千代田IN]
中・撤退(3戦目)

[長門OUT・大井IN]
中・撤退(3戦目)

[千代田OUT・長門IN]
下・撤退(2戦目)
上・撤退(3戦目)

[長門OUT・日向IN]
下・旗艦無傷

[決戦支援IN]
上・撤退(3戦目)
下・撤退(3戦目)
下・撤退(3戦目)
上・撤退(3戦目)
上・撤退(3戦目)

[瑞鶴、加賀OUT・千代田、飛鷹(44)IN、前衛支援IN]
上・撤退(3戦目)
上・気のせい(3戦後)
撤退(1戦目)

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瑞鶴「ごめん、よくわかんない」

加賀「気にする必要はないわ、これから説明するから。まず、上中下というのはルートのことね。下は夜戦2回、中は1回、そして上は夜戦がない代わりにあの空母棲姫と戦うルートね」

瑞鶴「あいつ、MI島で死んだんじゃなかったの?あんな思わせぶりな断末魔ぶっといて!」

加賀「…それは言わない約束よ瑞鶴。話を戻すわね。まず私たちは中ルートに的を絞った。いちばん大破の可能性が低そうだから」

瑞鶴「千代田が入ったところね。確か空母が3隻いると下ルートがなくなるんだったよね?」

加賀「そう。でも、結局のところ中・上両ルートともに3戦目で必ず誰かが大破した。主に打たれ弱い千代田と、回避の低い長門型戦艦がね」

瑞鶴「で、なんかよくわかんない試行錯誤のあとで、次に狙ったのが下ルート、と」

加賀「そう、回避に関しては定評のある日向を入れて、夜戦2回の下ルートを狙った。まあ、空母棲姫と砲撃戦2巡やるよりは安全だと踏んだのね」

瑞鶴「確かに、一回だけボスに行けてるね」

加賀「でも結果的には旗艦に一傷も与えられていないわ…これが最大の敗因、『支援艦隊をケチったから』よ」

瑞鶴「その後は決戦支援だけ入れたみたいだけど…」

加賀「結局ボスにはたどり着けず…で、気がつくのよ。『前衛支援も入れて上ルート行くべきだ』って」

瑞鶴「それが最後の3戦…飛鷹(44)って…」

加賀「仕方ないわね。固定には軽空母2隻が必要だけど、主力の千歳と隼鷹はAL組だから」

瑞鶴「結果はお察しね…あ、でも」

加賀「最後から2番目の出撃ね。確かにあの1回は大破せずに3戦目を潜り抜けた。だというのに、比叡が探照灯なんか持って電探忘れるから……」(ゴゴゴゴゴゴゴゴ)

瑞鶴「ヒ、ヒエー!」

加賀「そういうのいいから。一応、本隊を全員高揚状態にしてみたら、一定の効果はあったようね」

瑞鶴「えーと、まとめると、ここまで苦戦した原因は、『支援艦隊をケチった』ことと、『軽空母の育成が不十分だった』でいいのかしら?」

加賀「そうね。そして提督が撤退を決断した直接の理由はバケツ高速修復剤不足』。事前の蓄えが600に満たず、その後の蓄積も遅かったから…」

瑞鶴「なるほど…」

加賀(本当は、『不知火が早霜に会いたがってたから』なんだけどね…私情に左右されるなんて、指揮官としてどうかと思うわ)

加賀「一応、早霜が早期に見つかれば戦線復帰はあり得るわ。準備は怠らないように…翔鶴にも伝えておいて」


瑞鶴「支援艦隊の要だもんね、わかったわ!」

加賀「それじゃ解散。MI組の健闘を祈りましょう」


つづく…
_14夏_6_4