舞風「ちょ、ちょっと待ってよ、余程のことがない限り不知火姉が旗艦だって…!」

今がその余程の時です。

野分「でも…」

二人で香取さんを助けるんでしょう?ここで頑張らなくてどうするんです。

舞風「うん…」
野分「分かりました。きっと、ううん、絶対やってみせます!」

その意気です。

加賀「待って。貴女が抜けた分は誰を入れるの?」

そうですね…

扶桑(駆逐艦が抜ける→空母が増える→制空権確保できる→瑞雲いらない→扶桑型いらない…!)
山城(まずい…ここは不知火を引きとめて…!)

…武蔵さんにします。彼女の火力なら昼戦でも夜戦でも安定するでしょう。加賀さんには申し訳ありませんが、もう少し護衛空母をお願いします。

扶桑山城「「…ほっ」」

加賀・不知火(…?)

~再編成後、2戦目~

舞風「一発目は当てそこなっちゃったけど、今度は決めるよ!」



――決戦支援艦隊、撃ち方始め!――



加賀「4人とも当てたわね…不知火さんが入って気持ちが引き締まったかしら?」
山城「3:1で駆逐に当ててるんですけど…」
扶桑「今度は私たちの番よ!行きなさい瑞雲!」



武蔵「ル級を落とせなんだか…」
舞風「ううん!ここからなら、行ける!」

野分「いっけーーーーっ!」




野分「やった…!!」
舞風「野分!すごいよ!」
野分「舞風!私…!」



武蔵「片付いたな。…さあ、お前たちが最初に出迎えないとな。行ってやれ」

野分「…はい!」
舞風「香取さーーん!!」


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