天龍「ちょっといいか?」



天龍「…そいつは自分の情報を消す能力があるんだろう?なら、何故わざわざ不知火の前に現れた?提督やオレ達の命を狙うなら、それこそ気付かれる前に後ろから襲って、証拠を消して消えればいい。なのに何故?」

不知火・長門・青葉「「「!?」」」

天龍「な、なんだよ?」

長門「いや、天龍も鋭いところがあるんだなあ、と…」

天龍「オイ!?」

考えられる可能性は二つ…一つは、不知火達に無用な警戒をさせて楽しもうという愉快犯、もう一つは、こちらに警戒態勢を敷かせておいて、なおそれを打ち破ってみせよう、という挑戦状…

長門「恐らくは後者…だな」

青葉「だ、だとすれば、相手はこちらが警戒態勢に入ったころを見計らって襲ってくる、ということでしょうか?」

天龍「だな、そんだけやっておいて、こっちが待ちくたびれるのを待つ…なんてセコイことはしねえだろうし…」

つまり…最も可能性が高いのは、『今夜』…!司令!

長門「提督!」
青葉「司令官!」
天龍「…提督!」

…司令、ご命令を!


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