さて、青葉。聞いてほしいことがある
(時速何百キロ、というレベルで疾走する中突然アーチャーは青葉に話しかけた。風鳴りに顔をしかめながらも、青葉は何とか応じた)
青葉「な、何ですか?」
何、簡単な注意事項だ。まず一つ、『マスターの研究室には絶対に入らない』こと。もう一つ、絶対に『ドラキュラ』の話題は振らないこと。この二つは絶対に守ってほしい
青葉「それは何でですか?」
それが命に関わるからだ。死にたくないのならば、さっきの忠告は聞いておいてほしい
青葉「わ、わかりました」
(二人は野を超え、山を越え、海を超え、川を超え、都市を越え、走り続けた。そして―――)
そら、着いた
青葉「ここが―――魔術師の、工房…ですか」
(二人が辿り着いたのは―――都市の中心部から少し離れた山の中にある、大きく古びた洋館の前だった―――)to be continued...? (アタランテのベイビーへ)
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