ラ「ほう、アイツラも形振り構ってないね…そういうのは嫌いじゃないよ。アンタはどうだい、キャスター?」

冬木市沖合い。宙に浮く『黄金の鹿号』から『使い魔』を通じて様子を見ていたライダー=フランシス・ドレイクが、傍らに今しがた出現したキャスターに声をかける。

魔「あの程度大したことないわね。やるなら身内一人を生贄にするくらいじゃないと」
ラ「フッ、流石裏切りの魔女サマは言うことが違うねえ。それで、どうするんだ?」
魔「そうねえ…参考までに、貴女ならどうするか教えてもらえるかしら、船長さん?」
ラ「アタシなら――とりあえず逃げてみる。で、狭いところに誘い込んで一網打尽。追ってこなけりゃ放置…ってとこかな」
魔「そう。じゃあそうさせてもらうわ」

キャスターは目を閉じ、『使い魔』とした艦娘たちに念話を送る。

魔『撤退しなさい――全員無傷で帰還するように』


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