伊19が弾かれたように戦闘態勢を取る。

伊19「そこを退くなの!青葉はこれから鎮守府に帰るところなのね!」
ジ「ええ、分かっています」
青葉「ジャンヌさん?」
ジ「私は裁定者ルーラーのサーヴァント。この戦いでは初めから何方にも与しないことが決められていました」

暗がりで見えにくいが、確かにその表情には戦意が見られず、また抜刀もしていない。

伊19「青葉、本当なの?」
青葉「ええ、確かにこの人——ジャンヌ・ダルクさんはルーラー…聖杯を巡って争うためでなく、戦いを監視するためのサーヴァントです…」
ジ「そう。私は監視者として、この戦いの行く末を見届けるためにここに来ました」

ここでルーラーは伊19の顔を見据える。

ジ「潜水艦伊19…ですね。貴女はアオバがこれから鎮守府に帰ると言いました。ですから、私は裁定者としてそれを見届けなければなりません。同行を許していただけますか?」
伊19「マスターにはここは教えてないの?」
ジ「ええ。主の御名に誓って」
伊19「……イクは信じるの。ついて来るのね」


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