翌日。


安芸先生「お役目に付いていた三ノ輪銀さんが……お亡くなりになりました」





安芸先生「明日は学校をお休みして、みんなで告別式に出席します」



現実感がない。

銀が……だなんて、信じられない。


昨日の事は、よく覚えていなかった。

三人には自分が付いていないと、などと日頃から考えていた自分が一番動揺していた。
須美と園子は泣きじゃくってはいたが、自分を見失ってはいなかった。

覚悟が出来ていなかったのは、自分だけだったのだ。


決意2