大赦の者による開式の辞の後。

須美と園子による、銀への献花。

安芸先生と共に花を手向ける須美。続く園子。


その後、式は進み――

自分の番がやってきた。
席を立ち、棺に向かう。


棺に近づくにつれ、先ほどの須美の動揺に真の意味で気付いた。





……ああ。


もう、銀には会えないんだ。


決意5